素人のサプリ選びはまちがいだらけ 専門家が実践する利用法とは (1/3ページ)

新刊JP

『サプリメントの正体』(三笠書房刊)の著者、田村忠司さん
『サプリメントの正体』(三笠書房刊)の著者、田村忠司さん

何となく体調が悪かったり、体力の衰えを感じたり、風邪をひきやすくなったり。
こうしたちょっとした体調の変化を感じるとなんとなく不安になるもの。そんな折、インターネットやテレビを見ていると、健康増進を標ぼうするサプリメントの広告が目に飛び込んでくる。

思わず購入の手続きに入ってしまいそうなシチュエーションだが、ちょっと待ってほしい。その行動は本当に正しいのだろうか?

『サプリメントの正体』(三笠書房刊)は、有象無象のサプリメントが溢れかえる現状に警鐘を鳴らし、正しいサプリメントの知識を授ける一冊。今回も前回に引き続き、著者の田村忠司さんにサプリメントにまつわる種々の疑問をぶつけていく。

■サプリメントにお金を使うならビタミン剤を買うべき

――田村さんご自身はサプリメントをどのように利用していますか?

田村:栄養補助が目的で、マルチビタミンとミネラル。それに加えてビタミンCを増し飲みしています。秋から冬にかけてはビタミンDも加えます。

本当は、栄養は食事で補うのが一番なのですが、出張が多くて食事が不規則になるものですから、あらかじめ底上げしておこうという目的です。ストレスがかかるとビタミンCをすごく消耗するので、ビタミンCも追加しています。そういう時にワンポイントリリーフ的にサプリメントで補うのはありだと思います。ビタミンDは紫外線が低下する時期に、インフルエンザを予防するのが目的です。

――田村さんの会社では医師、歯科医師専用にサプリメントを提供しているとのことですが、医療機関はどのような目的でサプリメントを使うのでしょうか?

田村:人間には不足すると最終的には死んでしまう栄養素が5グループあります。炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがそれで、「必須栄養素」と言います。今の先進国の社会ではこれらに属する成分の多くが不足している人が多いんです。なぜかというと皆さん忙しくて、お金も時間も削ろうと思うと、まず食事のところを削りますから。

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