縁起モノへの執着すごい(笑)縁起を担ぎまくる江戸っ子たちが楽しんだ「新年の迎え方」を紹介 (2/6ページ)
どうせオールナイトを決め込むならば、目標のあった方が張り合いもあろうというもの。
そこで一年間で最初となる日の出を拝むことで寿命が延びると考えたのですが、江戸っ子たちは洲崎や愛宕山と言った初日の出スポットに押しかけていきました。
しかし、どこで拝もうが初日の出には違いないため、無理せず行きやすい(出来ればあまり混雑しない)ところでゆっくり待つのがいいでしょう。
一、初詣は「恵方」の寺社へ!さぁ、年が明けたら初詣で……ですが、多くの江戸っ子たちは松の内(地域によって異なりますが、江戸では1月7日まで)に行けばいいやと思っていたようで、無理に元日でなくても、気が向いた頃合いにボチボチ言っていたようです。
で、何処に行くかですが、恵方(えほう。縁起のよい方角)にある寺社にお参りする「恵方参り」で開運効果が期待できます。
ちなみに令和二2020年の恵方は西南西と言われているので、自宅から西南西にある寺社に目星をつけておくといいでしょう。