受験生の味方!天神様ってどんな人?菅原道真は学者であり有能なビジネスマンだった (1/4ページ)
「うつくしや 紅の色なる 梅の花 亜呼(あこ)が顔にも つけたくぞある」
5歳のときに菅原道真(すがわらのみちざね)が詠んだ和歌です。
菅原道真を天神様としてまつっている神社は全国でおよそ12,000社あるといわれていて、毎年多くの受験生が合格祈願に訪れます。菅原道真とはどういう人物だったのでしょうか。
優れた学者であるだけでなく、有能なビジネスマンだった
祖父の菅原清公(すがわらのきよとも)は空海(くうかい)や最澄(さいちょう)らと唐へ朝廷の要職につく人物を輩出しました。845年生まれの道真の祖父も父もそして道真も文章博士(もんじょうはかせ)という塾の教官となります。
学者の家系で中流の貴族であるにも関わらず異例の出世をしたことから道真をよく思わなかった人々もいたようですが、宇多天皇(うだてんのう)は道真を重用(ちょうよう)します。
藤原基経(ふじわらのもとつね)のおかげで天皇になった宇多天皇は基経に阿衡(あこう)という位を任命しました。ところが阿衡誉職であり権限がないという話になり、基経が政務を放棄してしまい国政が混乱しているところ、道真が事を収めたそうです。