2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時ってどんな武士?その魅力をざっくり紹介【下】 (1/5ページ)
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2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時ってどんな武士だった?【上】2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時(ほうじょう よしとき)は、姉の「尼将軍」こと北条政子(まさこ)たちのせいで今一つ影が薄い印象ですが、実は凄い人だったのです。
若いころは「基本、真面目で優秀なんだけど、どこか抜けていた」義時。しかし頼朝公のそば近くに仕えてその姿を見続けたことにより、着々とその実力を養っていくのでした……。
鎌倉殿の1/13人として義時がその本領を発揮したのは、正治元1199年に頼朝公が亡くなってその嫡男・源頼家(よりいえ)公が将軍職を継承してからです。
偉大なる父・頼朝公を超えようと苦悩するあまり独裁色を強める頼家公の暴走を制御するため、幕府の政治を将軍親政(しんせい。自ら政治を執ること)から有力御家人みんなで話し合って物事を決める合議制に改め、そのメンバーの一人として父・時政と共に存在感を示していきます。