釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 兵庫県・明石一文字産カンダイ (1/2ページ)

週刊実話

釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 兵庫県・明石一文字産カンダイ

 皆様、明けましておめでとうございます。今回は新年一発目ということで、新春らしく天然モノのマダイを狙いたいと思います。

 タイといえば“おめでたい”に通ずる縁起のいい魚ですから「新たな年の始まりに一発バチッと美しい天然のマダイを釣り上げて、今年1年に弾みを付けて行こう!」ってな意気込みでございます。

 ということで、兵庫県の明石へとやってまいりました。数あるタイの産地の中でも、明石の天然マダイといえば、やはり確固たるブランド力がありますからねぇ〜。

 JR明石駅に降り立ちまして、駅前通りを海に向かって歩くこと10分ほど。釣具店にてエサや仕掛けを買い込んで、店の裏手に係留してある船に乗り込みます。そう、この店が堤防への渡し船の拠点なのです(※渡し船は有料)。

 今回の釣り場は「明石一文字」と呼ばれる離れ堤防(地続きではない堤防のこと)でして、混雑無縁の広々とした堤防で思いきり竿を振ろう、という目論みです。

 乗り込んだ船はすぐに離岸し、ゆっくりと沖を目指します。岸壁にはズラリと釣り人が並んでおり、なかなかの賑わいです。それを眺めているうちに、沖一文字に到着。船酔いする暇もないわずかな船旅です。

 堤防にはカレイを狙っていると思しき人がチラホラおり、ちょうど30センチほどのカレイを釣り上げる場面に出くわしました。
「う〜ん、カレイか…」

 いや、今回は正月用のタイや! 初志貫徹や!

 そう気合を入れ直し、一段高い沖側に釣り座を構えてタイ狙いを開始します。

 さて、この堤防は潮の流れが速いことで知られる明石海峡に面しております。この日も投げ入れた仕掛けが結構な速度で潮に流されましたが「オモリが止まった所=障害物周り=好ポイント!」の鉄則を信じて、ひたすら仕掛けの打ち返しを繰り返します。

 元々、1日やって1尾釣れれば御の字という魚ですし、しかも陸から狙うには少々厳しい時期でもあります。ですから、他の魚に目移りせずに「強い志」を持って狙い切ることが大事なんでありますな。

★弱きに流れ外道に歓喜

 して、正午をすぎました。まったく釣れません…。

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