明日は試験……一夜漬けでもできる暗記術を教えて! #もやもや解決ゼミ (3/4ページ)
これではせっかく頑張って勉強したとしても、新しい情報を置く場所が小さくなって記憶しづらい状態になるので、効率よく覚えていくことが難しくなります。
このような観点からも徹夜はせずに、限られた時間の中で必要な情報をある程度絞って、これを反復して記憶する。さらに確保した睡眠時間で定着させる――このような進め方がよいでしょう。

記憶するときには「アウトプットが重要」という研究結果もあります。つまり、多くのことを覚えようとするときには、小テストを繰り返すような進め方がよいということです。テストを解くときに、脳にある情報をアウトプットする中で、実は記憶も定着していくのです。
そして、「声に出して読む」「手を動かし、書きながら覚える」「体を動かしながら覚える」といった五感を駆使したアウトプット法も有効です。みなさんも、単語を音読したり、漢字の書き取りをしたりといった経験があるでしょう。それらは有効な方法だったというわけです。
繰り返しになりますが、まずは一夜漬けで試験に臨まなくてもいいように、こつこつと計画的に試験対策を行いましょう。その上で、どうしても一夜漬けで乗り切らなくてはならないようでしたら、今回の回答を参考にしてみてください。

枝川先生によれば、最近では記憶についての研究は多方面から進み、新しい知見が次々に得られているとのこと。たとえ一夜漬けでも今回の先生のご回答を参考にすれば、「できるだけのことはできる」はず。