「忙しい人=仕事ができる人」はウソな理由 (1/3ページ)
外資で地べたをはうキャリアを築いてきました。おかげさまで、まわりは自分よりできる人ばかり。そして、誰もが死ぬほど忙しく働いていました。
ですから、私はてっきり「仕事ができる人ってのは、忙しいもんだ」と思い込んでいたのです。
が、その後さまざまな法人を支援したり、人生相談を受ける中で「仕事ができない人も、また忙しくしている」と気づかされます。しかし両者の内実は、まったく異なるものでした。
では、いったい何が違うのか。「仕事ができて忙しい人」と「ただ忙しいだけの人」を比べつつ、「本当に仕事ができる人」とはどんな人かに迫ってみたいと思います。
■仕事ができない「忙しい人」の特徴
まずは「仕事ができないのに忙しい人」の振る舞い……つまり、私のやり方を並べてみます。
仕事ができないのに忙しい人は、こういう特徴を持っています。
◇仕事の納期をぎりぎりまで伸ばす
スケジュール上、20日が期限なら20日まで手を触れず「なにこれ!」と驚きます。最初から全体図を見ていれば、困ることもなかったのに。
◇残業すればなんとかなると思っている
自分には能力がないが、残業すればなんとかなると思っているのが特徴。火事場の馬鹿力に信頼を置きすぎています。
下手に成功体験があるからこそ「次もギリギリでいいや」と未来の自分に甘えてしまうのです。体調不良などちょっとでも予想外の事態が起きると、スケジュールが崩壊します。
◇仕事を断れない
抱え込みすぎてパンクして、誰かに助けてもらうまでが仕事だと思っています。しかし、パンクしているときは大体他の人も忙しいので、修羅場が発生するのです。
◇異動・転職しない
苦手な業務の職種についても異動・転職しません。そのまま叱られて自尊心を下げながらも働き続けます。せっかく誘ってもらえたんだし、クビになってないし……と、干される道を選ぶのです。