キャンプ突入!プロ野球「時限爆弾男」(1)原と阿部の関係性を危ぶむ声 (1/2ページ)

Asagei Biz

原辰徳
原辰徳

 今年も球春到来。令和初の春季キャンプ突入だというのに、アサ芸の地獄耳には早くもそこかしこで火種がメラメラとくすぶっている様子が飛び込んできた。

 昨季は原辰徳監督(61)の復帰に沸いた巨人だが、今季も新たな監督が誕生した。阿部慎之助2軍監督(40)である。1・2軍の連携はリーグ連覇の鍵となるが、現役時代の後半は2人の関係を危ぶむ声もあった。巨人番記者が解説する。

「阿部監督は就任早々、2軍は育成機関であり、若手を優先起用して、1〜2軍を行き来する1軍半の選手は使わないことを宣言している。とはいえシーズンが始まれば、原監督の意向で主力や外国人を下で調整させるような指令が下るでしょう。よくも悪くも我が強い阿部監督が、はたして素直に言うことを聞くのか。皮肉にも、阿部監督就任で2軍にばかり注目が集まり、原監督も内心、穏やかではないようです」

 阿部監督はすでに「スパルタ管理」を決行、ジャイアンツ改革に燃えている。

「秋季キャンプから精魂尽き果てるまで若手を鍛えまくっている。かつて厳しい練習を課し『読売ドラゴンズ』と称された川相2軍監督時代の再来だという声もあります。これがプラスとなって著しく成長した選手を1軍に送り込めればいいですが、今のヤワな若手がもつかどうか」(巨人番記者)

 キャンプでの強化戦略については、阪神でも不協和音が危惧されている。藤浪晋太郎(25)の再生をはじめ、投手力底上げのため山本昌氏(54)が秋季キャンプに続いて臨時コーチとして帯同することだ。

「矢野燿大監督(51)たっての希望で中日時代の先輩を呼び寄せ、評判は上々。『昌さまさま』となっている。ところがやっかみ半分か、球団内からは『昌はあくまで臨時コーチ。シーズンが始まって投手陣が崩壊した場合の責任は誰が取るのか』と危ぶむ声が出ています。先発ローテが手薄なのはもちろん、自慢の中継ぎも昨季の登板過多で、今季も同様の結果を残せるかは未知数ですからね。もちろん投壊となれば責任の矛先は投手コーチ陣に向けられますが、そこで外様の臨時コーチを招へいした矢野監督がフォローしなければガタガタになる危険性を秘めている」(スポーツ紙デスク)

 首脳陣の折り合いは、中日でも不安視されるポイントだ。

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