名医・博士の健康術 ★今週のテーマ あずき紅茶 (2/4ページ)

週刊実話

これは野菜の中でも特に多いごぼうの約3倍、普段、主食として食べる精白米の約36倍の量になります」(加藤先生)

 あずきはビタミンB群も多く含まれているが、その中でもビタミンB₁には、糖を分解してエネルギーに変換させる働きをサポートする作用がある。そのため、不足すると糖の代謝機能が悪化し、手足のしびれや動悸、むくみなどの症状を招きやすくなる。

 さらに、糖と他の物質が結合した配糖体と呼ばれる成分の一種であるサポニンには、体の中でコレステロールや中性脂肪ができるのを防ぎ、血液をサラサラに保つ働きがある。

★あずき水を毎日飲む

 このように、あずきには様々な有効成分が含まれているが、サポニンやカリウムは水に溶け出しやすく、多くが煮汁に出てしまう。そのため、煮汁と一緒にとれるお汁粉、あずきスープとして食べるのがお勧めだが、もっと手軽にとりたいのであれば、あずきの煮汁を冷やして作った「あずき水」を普段の食生活に取り入れるとよい。市販のものもあるが、自分でも簡単に作ることができる。

「煮出したあずきをこすだけでOKです。人肌ぐらいの温度まで冷ましてから、冷蔵庫に保管して1日に300ml以上飲むようにします。朝と夜の食前に、コップ1杯分(約150ml)飲むのが理想です。ただし、飲みすぎると、お腹をくだす恐れがあるので、1日500mlまでにしておきましょう。また、あずきの煮汁には利尿作用があるので、体から余分な水分や老廃物を出すのを助けてくれます。そのため、体のむくみをとるだけでなく、お酒をたしなむ方は、二日酔いの解消にも役立って重宝します」(加藤先生)

 ちなみに、あずきには「大納言」や「普通あずき」などの品種があるが、「あずき水」に使うあずきの産地や品種は、国産であれば基本的に何でもOKだ。

★あずき紅茶で風邪を予防

「あずき水」をさらに美味しくとりたいのであれば、紅茶のティーバッグを使って作る「あずき紅茶」がお勧めだ。

「紅茶には、テアフラビンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。強い抗酸化作用があるので、風邪の予防や血糖値上昇の抑制に役立ち、アンチエイジング効果も期待できます。

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