「こたつ」に入ると眠くなるのはなぜ? 眠気を覚ます方法は? #もやもや解決ゼミ (2/3ページ)
手足には、動静脈吻合(ふんごう)といって血液をプールする血管が多く存在します。その動静脈吻合が開いて血液量が増加し、抹消(手足)皮膚温が上昇。手足、指は体表面積が大きく、皮下脂肪層も薄いため、手足が温まり外気に熱を放散させることによって、深部体温が下がり眠りにつくという仕組みです。
逆に手足の冷たい人は寝つきにくいことも知られていて、逆に手足を温かくすると眠りやすくなります。
「こたつ」は外気より暖かい環境ですから、足をこたつに入れていると、皮膚温は上昇します。手足から熱が放散され、皮膚温と比べて相対的に深部体温が下がり、その結果、眠くなってしまうというわけです。
また、こたつでのんびり過ごすと、体がリラックスモードになり、副交感神経が優位となります。これも手足の動静脈吻合を開く作用があり、眠気を来すと考えられます。
ただし、ずっとこたつに入っていると深部体温も上昇していくことになり、眠りは浅くなります。また、こたつで眠ると風邪をひきやすいといわれるのは、体温の上昇を抑えるために汗をかくためです。
こたつから出られないときは、どうすればいい?眠気を覚ますには、
・明るい光を浴びる
・カフェインを取る
・体を動かす
などが有効です。

上記のとおり眠くなりやすいため、こたつで昼寝をする人がいるかもしれませんが、長い昼寝は、認知症や寿命を縮めるリスクになることが知られています。昼寝をするなら、15時までに30分以内にしましょう。
また、こたつに入る前にコーヒーやお茶などのカフェインを取ると、30分くらいでカフェインが効いてきて、目が覚めやすくなります。