グレる、半グレなどの”グレ”という言葉は、実はハマグリを使った遊び「貝合せ」が起源 (2/2ページ)
江戸末期に脚本が作られた歌舞伎『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』のセリフには、「それから、島で窮屈な勤めが嫌さにぐれ始め」というところがあり、少なくともこの頃には話し言葉として使われていたようです。
また、「暴力団などの暴力団に所属せずに犯罪を繰り返す集団」のことをジャーナリストの溝口敦は「半グレ集団」と名づけましたが、この半グレのグレもここからきています(「愚連隊」の“グレ”であり、また黒と白の中間にあたる灰色の“グレー”という意味もあるようです)。
海の生き物から日本語が生まれるなんて、日本が海に囲まれた島国だからこその発想かもしれませんね。
参考
山口 佳紀『暮らしのことば語源辞典』(1998 講談社) 溝口 敦 『ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組』(2011年 講談社) “Japanese text initiative”「Verginia University」日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan
