大人になっても反社会的行動が止められない人は、脳の構造に違いがある可能性(英研究) (2/3ページ)

Pete Linforth from Pixabay
・生まれつきのものか? 環境か? 今なお続く議論
この結果は、やめられない反社会的行動が生まれつきのものであるとはまでは言っていない。
問題行動が生まれつきの脳の構造に起因するものなのか、それともその行動自体の結果として徐々に発達するものなのかは、今のところはっきりしないままだ。また麻薬や喫煙、あるいはダイエットといった環境要因に起因する部分もあるだろう。
脳の発達異常と反社会的行動とが結びつけられたのはこれが初めてではない。だが、それが子供時代だけで終わる人と大人になってからも続く人とで、脳のどこが違っているのか具体的な領域まで明らかにしたのは、この研究が最初だ。
この結果は、子供の反社会的行動が、成人後の服役および心身の健康悪化のリスクを増大させると指摘した、2018年の研究結果とも一致している。
だが、こうした行動が人生や脳にどのように影響するのか解明にするにはさらなる研究が必要であるようだ。