絶体絶命!賊徒に襲撃された清少納言が裸体をさらけ出し…どうなった?【後編】 (2/4ページ)
「真にございます!真に女性(にょしょう)にございますれば……!」
何度も何度も自分が女性であると訴えても一向に信じて貰えなかったそうですが、よほど体格が良かったのか、あるいは声がハスキーだったのかも知れません。
(※また、追い詰められた貴人が女装して難を逃れる事例が少なからずあったのも、疑われる一因となったのでしょう)
「助けてぇ……っ!」
一太刀斬られて袖がちぎられ、いま一太刀で頭巾が飛ばされ、もう息も絶え絶えになりながら、清少納言は重い身体を引きずって逃げ回ります。
「この野郎、しぶとい坊主め!」
やがて屋敷じゅうが制圧されたのか応援が次々に駆けつけ、気づけば清少納言は賊徒に完全包囲されてしまいました。
「これならどうだ!」清少納言が破れかぶれに……「さんざん手こずらせやがって!」「往生しやがれ、この生臭坊主が!」
賊徒に全方位から白刃を突きつけられた清少納言は、破れかぶれで袈裟から何から、着ているものをすべて脱ぎ捨ててしまいました。