石橋貴明、予算減&深夜番組落ちでも生き残る理由は「フジの院政」! (3/3ページ)

日刊大衆

「1988年に『とんねるずのみなさんのおかげです』がスタートし、タイトルを『みなさんのおかげでした』に変え、番組は30年にわたって続きました。その間、日枝氏は局長から会長、さらには取締役相談役に。76歳を迎えた石田氏は、現在もフジテレビの『人事局付嘱託エグゼクティブプロデューサー』という独自の役職を持ち、また、フジパシフィック音楽出版取締役も務めています」(芸能プロ関係者)

 4月から始まる『石橋、薪を焚べる』のプロデューサーは、『たいむとんねる』、そして『みなさんのおかげでした』でもプロデューサーを務めてきた人物だ。

■遠藤現社長もタッチできない……?

 前出の芸能プロ関係者は話す。

「日枝氏、石田氏、そして現在のプロデューサーと、とんねるず、特に石橋貴明をサポートする体制は現在も色濃く残っているということでしょう。昨年、フジテレビ社長に就任した遠藤龍之介氏は、“フジが不調になった原因は保守性、おごり”と公言し、抜本的な見直しに着手しているといいます。ただ、日枝氏が絡む“とんねるず案件”には改革のメスを入れられていないのではないでしょうか。

『女性自身』では『たいむとんねる』の石橋のギャラは1本100万円だと報じています。『薪を焚べる』のギャラも同程度でしょうが、放送時間は『たいむとんねる』よりも1時間遅くなり、さらに関東ローカル番組になります。しかも石橋とゲストのトーク番組ですから、番組予算全体は『たいむとんねる』より削減される見込みです。深夜番組ですから、今後は視聴率をどうこう言われることもない。ここまでして石橋の番組を続ける理由は、日枝氏に対する忖度しかないでしょうね。

 ただフジの内部からは不満の声も上がっています。というのも、深夜枠は若手ディレクターが、視聴率など気にせず新しい試みに挑戦する場。そこで好評を得た番組が後々、ゴールデンなどに昇格していくのです。つまり今回の“忖度編成”は、フジの未来を奪うものということです」

 さまざまな思いの元で始まった新番組『石橋、薪を焚べる』。焚火のように、番組が長く続くかどうか見守りたい。

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