巨人・菅野、ソフトバンク・千賀…現役プロ野球選手「魔球の破壊力」最新調査 (2/3ページ)
2月29日のヤクルトとのオープン戦では、5回1失点と順調な仕上がりを見せた。
「この試合、空振りが欲しい場面で決め球のスライダーだけでなく、フォークボールを投げていたのが印象的でした。もしかしたら、“新たな武器”を模索中なのかもしれません」(前同)
フォークといえば、福岡ソフトバンク・千賀滉大(27)を忘れてはいけない。野球評論家の里崎智也氏も、「今の球界でナンバーワン。打席で見たことはありませんが、彼のフォークボールは別格でしょう」と、千賀の“お化けフォーク”を絶賛する。
「千賀のフォークは落差が大きいだけじゃなく、打者から見て、一瞬浮き上がってから落ちるんだそうです。しかもコースを狙って落としてくるから、よけいにやっかいなんだとか」(スポーツ紙デスク)
昨季、千賀は令和初のノーヒットノーランを記録。さらにはリーグトップの227三振を奪い、初の奪三振王にも輝いた。東京五輪を控える今季、さらなる活躍が期待されるが、「千賀は右ふくらはぎの違和感のため、現在はファームで調整中。3年連続の開幕投手はおろか、1軍も厳しい状況です」(前同)早期復帰が待たれる。
■横浜DeNA・山崎、広島のルーキー・森下
さて、落ちる変化球は、フォークだけではない。横浜DeNA・山崎康晃(崎はたつさき・27)は、ちょっと変わった落ちる球を武器にしている。「山崎のウイニングショットは“魔のツーシーム”。ツーシームと言えば、普通はシュート系の横に変化するボールですが、彼の場合は縦にストンと落ちるのが特徴です」(球団関係者)
山崎は、このボールを投げる際、指を広げて握っている。“実はフォークでは?”と指摘する声もあるが、本人は“ツーシームです”と譲らないのだという。
「山崎がこれまで163セーブを奪い、2018年から2年連続でセーブ王になれたのは間違いなく、この球種あってこそ」(前同)
そんなツーシームの威力を野球評論家の藪恵壹氏は、こう解説する。「ストレートの軌道で迫ってきて手元で急に落ちるから、打者はキリキリ舞いしてしまう。普通の投手と落ちる角度が違うんです。