幼虫の脂肪を利用して作られた「昆虫バター」を開発中、そのお味は?(ベルギー)※昆虫出演中 (2/3ページ)
昆虫の飼育は場所を取らず、飼料の変換効率が高く、より持続可能になります。また、バター生産のために使用する水も少なくなるという利点もあります。
・そのお味は?混ぜる割合によっては試食者に気付かれない
昆虫バターを使ってオーブンで焼かれたバウンドケーキは、見た目は普通のケーキと変わりない。
では、肝心の味はどうだろう。
研究者らは公共の場で人々に試食してもらうという実験を行ったところ、昆虫バターの割合が4分の1の場合は、試食者らは全く気付かずに口にし、「美味しい」と言う人がいたという。
しかし、牛のバターと昆虫のバターを半分ずつの割合で作ったケーキを試食してもらうと、直ぐに味の違いを感じたようで、試食者は口々に「美味しくない」「このケーキを買いたいとは思わない」と述べたそうだ。
・たんぱく質やミネラルが豊富な昆虫は動物製品の代替に最適?
現在は、まだ実験段階であるため、今の時点で昆虫バターをトーストに塗るのはおススメしないそうだが、混ぜる割合によっては味が変わらないことから、焼き菓子の材料として使用可能であることが判明している。
昆虫は、高レベルのたんぱく質やビタミン、繊維、ミネラルを含んでいるため、栄養価も高い。科学者らが動物製品に代わる、より環境にやさしい安価な代替品として昆虫食が選択されるのはその理由からだ。