原子炉の炉心部で発生するチェレンコフ放射をとらえた映像 (2/2ページ)

カラパイア



 この原子炉は核分裂によるエネルギーを利用する原子炉とは異なるもので、運転時の炉心部を肉眼で観察できる構造になっているため、その時に発生する現象も目視可能なのだ。


・高出力パルスで生じる青い光

 この動画は、TRIGAの実験燃料棒に高出力をパルス状に加えるパルス運転で発生する青白い光をとらえたものだ。

 パルス放射秒読み中の炉心はこんな感じだが…
1
 
 バシッという音と共に青くまばゆい光が!
 思わず目を見張るほど美しい瞬間だ
2

 その後まもなく制御棒が作動
 波紋とともに光が消える様子がうかがえる
3


・チェレンコフ放射の幻想的な青い光

 この幻想的な青い光は、チェレンコフ放射という現象で発生することからチェレンコフ光とも呼ばれている。

 チェレンコフ放射とは、水などの透明な物質を通過する荷電粒子の速度が、その物質内における光の速度を超えている際に光を出す現象を指す。

 この現象は、1934年にパーヴェル・チェレンコフにより発見され、チェレンコフ放射と名付けられた。その後、イリヤ・フランクとイゴール・タムにより、その発生原理が解明されたそうだ。これらの功績によりこの3名は1958年のノーベル物理学賞を受けている。

References: boingboingなど /written by D/ edited by parumo
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