マヤ文明時代に作られた都市へとつなぐ長さ100kmもの白い道、最新のレーダー技術で明らかに (1/3ページ)
現代の最新レーザー技術によって、およそ1300年前に建設された100キロにも渡るマヤ文明の偉大なる白い石の道が発見された。
白い漆喰でコーティングされたその巨大な人工道は「ホワイト・ロード」、または現地語で「サクベ」として知られている。
この古代の大通り建設を命令したのは、女王カウィール・アジョーだとされ、現在のメキシコに孤立していた都市をひそかに手中におさめるための道だった可能性がある。
・古代都市をつなぐ人工の巨大な白い道「ホワイト・ロード」

ホワイト・ロードは、幅8メートル、マヤ最大の古代都市コバーから、100キロも離れたユカタン
半島にあったヤシュナの小さな集落まで伸びている。
ライダー(LIDAR:レーザー光による検知と測距)技術によって発見された、この古代の道についての新たな研究が発表された。
ライダー技術とは、空からレーザーを地表に向けて発射し、その光が戻ってくるまでの時間を測定することによって、地表のデコボコを調べていく。そのデータを分析して、詳細な3Dマップを作成することで、肉眼では見通しのきかない深いジャングルに囲まれていても、地形がわかる。
ライダースキャンの結果、この古代の道に沿って、少なくとも8130もの建造物が連なっていることが明らかになった。全体を合わせると、オリンピックの競泳プールおよそ2900個分もの広さになるという。

ライダー技術によって見えてきたヤシュナの町。