女性に求められた貞操観念。「タンポン」が日本であまり普及していない理由は歴史の中に (1/4ページ)
新型コロナウイルス流行によるパニックで、日本ではマスク・トイレットペーパーなどの紙類・生理用品などが買い占められる騒動が起こりました。
筆者の自宅近くのスーパーやドラッグストアでもトイレットペーパーや生理用品が品薄となり「お1人様1点でお願いします」と貼り紙がされている有様でした。

しかしよく見ると、生理用ナプキンの棚が空っぽになっている隣には、タンポンがたっぷりと売れ残っています。
そう、実は欧米では5割の女性が使っているというポピュラーな生理用品のタンポンですが、日本で使用しているのは生理のある女性全体の2割程度と、驚くほど使われていないのです。
2020年現在タンポンの製造・販売を行っているメーカーは、ユニ・チャーム1社のみです。
生理用ナプキンは5社以上がしのぎを削っているというのに、この差は何なのでしょうか?
欧米と比べて日本でタンポンが生理用品として普及しなかった背景には、日本の歴史の中の「女性に求められた貞操観念」の影響がありました。