ブラジル・コラレス島で起きたUFO襲撃事件の真相は?(1977年) (5/6ページ)

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 1977年10月後半、ブラジル空軍が調査のために島に到着した。被害者の傷を調べ、証言や証拠だとされる写真を集めた。空軍が島に駐留している間も、光の攻撃は起こった。住民のひとりアルバ・カマラ・ヴィリェナは次のように語る。

あるとき、何人かの人たちがUFOを目撃しました。それは丸く光輝いていたそうです。ちょうどそのとき、空軍のヘリがわたしたちの家の近くを飛んでいました。するとそのUFOはヘリに向かって、とても強い光線を浴びせたのです。

そのため、ヘリはサンペドロ空軍基地に着陸せざるをえなくなりました。これが起こったのは夜の8時頃でした。ヘリは物資や人を運んだり、UFOを追跡するために、時々現われていたのですが、UFOがつかまることはありませんでした。逆に、UFOのほうがヘリを追いかけていたのです


・調査を終えた軍からの説明はなし

 軍は調査を終えたが、調査はすべて秘密だとして、住民にはなんの説明もなく、1978年1月に去っていった。

 当時、気象観測気球とか、大気現象として説明しようとしたようだが、UFOに攻撃されて負傷した人々には、当然のことながら受け入れられなかった。

 さらにこの事件を不吉なものにしているのは、3ヶ月後に空軍のひとりの士官が自殺したことだ。それについてもなんの説明もなかったため、本当に自殺だったのかどうか怪しいとされ、なんらかの隠蔽工作があったのではないかと言われた。

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mollyroselee from Pixabay

・本当にUFOだったのか?それとも...

 1978年以降は、この現象は次第に下火になっていったが、終わったわけではなく、それから数十年の間に時々発生していた。
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