嫌いじゃない。雨が降った後に地面から漂う独特のニオイの正体は?(オーストラリア研究) (1/2ページ)

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嫌いじゃない。雨が降った後に地面から漂う独特のニオイの正体は?(オーストラリア研究)
嫌いじゃない。雨が降った後に地面から漂う独特のニオイの正体は?(オーストラリア研究)


 雨が降った後、独特の匂い(ニオイ)を感じたことはないだろうか?特に緑の多い自然の中、土に降った雨の匂いは、どこか心が癒されるものがあり、結構好きという人もいると思う。

 雨の匂いに癒されるのは、決して気のせいなどではないようだ。それはある生物をおびき寄せる、甘い誘惑であり、細菌の生存策略なのだという。
・雨の匂いの元は土の中にいる細菌によるもの

 『Nature Microbiology』(4月6日付)に掲載された研究では、「ストレプトマイセス属(ストレプトミケスとも言う)」の細菌が放つ匂いが動物に与える影響を観察している。

 600種以上が属す放線菌最大のグループであるストレプトマイセス属は、土の中や腐った植物などに潜んでいる。

 その特徴は、「ゲオスミン」という土のニオイがする化合物を放出していることだ。

 ゲオスミンは雨上がりに特に空気中に舞い上がりやすい。だから、普段はあまり気がつかないかもしれないが、雨が降った後は私たちにも土の匂いが感じられる。これが雨の匂いの正体だ。人間は特にこのゲオスミンに対する嗅覚が鋭いのだという。
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