川口春奈、“沢尻エリカの呪縛”を解く『麒麟がくる』覚醒演技 (2/3ページ)

日刊大衆

文句なしで帰蝶(川口春奈/25)だろう。まずは先週の放送を振り返ってみよう。

 美濃では斎藤道三と土岐頼芸(尾美としのり/54)が対立。どちら側につくかを迫られた明智光秀が、この戦は国をほろぼすものになってしまうと道三に訴えたところ、道三は本当は戦をするつもりはないと本音を語る。一方、尾張では、信秀(高橋克典/55)亡き後、家督を継いだ織田信長のもとに、道三から会談を申し出る文が届く。これを断ろうとする信長を帰蝶は説得。その後、伊呂波大夫(尾野真千子/38)に近づき、短期間のうちに多くの鉄砲隊を用意して……という展開だった。

「帰蝶のはかりごと」というタイトルの通り、帰蝶の活躍が目立つ放送回だった。「これから父上と私の戦じゃ」とほほ笑む凛とした姿を見て、もはや川口春奈がただの「代役」ではないことを痛感した。沢尻エリカ(34)の逮捕を受けて緊急登板となった当初は、どうも時代劇に溶け込めてない印象があった川口の演技だが、織田信長に嫁いだ頃から帰蝶と見事にシンクロ。美濃のまむし、斎藤道三の娘として、国を思う気持ちを覗かせながらも、夫の信長に寄り添う戦国武将の妻として、男だらけの戦国ドラマに華を添えてきた。

 この放送で一番印象的だったのが、伊呂波大夫に鉄砲隊を用意するよう迫るシーンだ。

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