「マネーの虎」名物社長が政府の「ノーマネー対応」「廃業危機」を独占告白 (2/2ページ)
- タグ:
-
市東剛
-
ホテルセーラグループ
-
¥マネーの虎
-
コロナ禍
-
新型コロナウイルス
「立地によって異なりますが、売上が半分程度まで落ち込んだホテルもあります。私のところはまだマシかもしれません。知人が経営しているカップルズホテルは7割減と聞きました。この業界は、建物や設備にかける減価償却費の重みが大きい関係で、見込んでいた売上よりも3割落ち込むと赤字になってしまうんです」
もちろん、このコロナ禍で資金繰りに苦しんでいるのはカップルズホテル業界だけではない。経済的な災禍はどんな業界にも大きな影響を及ぼしているが、他の経営者同様、市東剛社長は「ノーマネー」で終われない切実な事情を抱えていた。
「このままでは会社を支えてくれた約80名の従業員に厳しい通告をしなくてはならなくなってしまう。休んでもらっている従業員に支払う休業手当には、国の雇用調整助成金を充てていますが、一度離れてしまった人はなかなか戻ってきてくれません。これは私だけの問題ではなく、廃業危機に直面している全国のカップルズホテルの経営者が同じ憤りを覚えているはず。日本独自の“ホテル文化”がコロナに破壊されないためにも、政府には事業者への支援策をもう一度見直してもらいたいと思っています」
カップルや不貞男女、時には子を持つ夫婦が、日常を忘れて“行為”に没頭したカップルズホテル。新型コロナはピンク産業の風景をも大きく変えようとしている。
(編集部)