トリミング中の猫を壁に投げつけたペットサロン店員、防犯カメラの映像が証拠となり逮捕 (1/3ページ)

リアルライブ

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 昨今のペットブームで、飼い猫や飼い犬のお手入れをペットサロンで行う人も少なくない。こうしたペットサロンに連れて行くのが不安になるような出来事がアメリカで発生した。
 海外ニュースサイト『The Post and Courie』と『CountOn News2』は、アメリカ・サウスカロライナ州の美容室に勤務する男が、猫を壁に叩きつけて逮捕されたと4月2日までに報じた。

 記事によると、2019年5月にペットサロンで働く27歳の男は、同サロンで働くトリマーの女性から猫のトリミングを手伝ってほしいと頼まれたという。男性は、女性トリマーの向かいに座って荒々しく猫を抑えていたが、手を噛まれたことで激高。暴言を吐きながら猫をつかんで壁に投げつけたという。この時の様子が防犯カメラに記録されていた。

 一連の出来事から半年後の11月、この映像が有名動画サイトに投稿されたという。瞬時にSNS上に拡散し非難が殺到。動画を見た人が警察に相談を寄せたため、捜査が開始されたという。

 ペットサロンのオーナーによると、オーナーは病気を患っており、サロンの運営は店長に任せっきりだったようだ。当時の店長は男の父親であったという。オーナーは、動画が拡散した時に初めて猫を乱暴に扱ったことを知ったようだ。 
 画像がリークされる1か月前の10月、オーナーは本件とは関係なく、男の父親である店長および男を解雇していたという。遅刻、無断欠勤など不真面目な態度が原因であった。オーナーは、店長が解雇された腹いせに、店の評判を落とそうと防犯カメラの映像をリークしたと考えているという。

 男は2020年4月1日になって警察の事情聴取に応じ、猫を壁に投げつけたことを認めたという。男は逮捕され、動物虐待の罪で起訴される見込みだという。なお、壁に投げつけられた猫は大きな怪我もなく、猫の飼い主も防犯カメラの映像を見て、初めて一連の出来事を知ったそうだ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「猫はお手入れを嫌がるし暴れるもの。乱暴に扱うなんて許せない」「男の父親は美容室に対する嫌がらせで映像をリークしたが、逆に自分の息子が逮捕される羽目に。

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