白濱亜嵐『M 愛すべき人がいて』トンデモ展開で光る“絶妙な子分肌” (2/2ページ)

日刊大衆

白濱は、演技が他のキャストよりさほど前に出ていないにもかかわらず、埋もれないのがすごい。

 また、ソバージュのセンター分けというヘアスタイルから醸し出すちょっと強すぎる色気も、90年代後半という、ムダに浮かれた時代性にマッチ。良い意味で「ベタ」で、あの頃の業界はこんな感じだったのかな、と思わせる。

■白濱亜嵐が物語のキーマン?

 大映ドラマにたとえれば、『ヤヌスの鏡』(フジテレビ系)で、ヒロインのユミにぞっこんな“たっちん”を演じた、風見慎吾的な雰囲気だろうか。こういった「子分肌の素直なタイプ」が、大きな力に巻き込まれ、いつのまにか一番主人公をてこずらせたりするのも、“ドラマあるある”。白濱が演じる流山も、キーマンとして動きそうな気配ムンムンだ。

 第4話では、アユに強烈なライバル心を持つ理沙(久保田紗友/20)に振り回されるようで、楽しみにしていた。ところが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、第4話の放送は延期。放送を予定していた9日には、第1話の特別編が放送される。

 残念ではあるが、あらためて白濱亜嵐の「流されず、しかし上手に染まる」見事な存在感を確認してみたい。(田中稲)

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