ロックダウン中、人間と遊べず孤独な思いをしているイルカを毎日励ましに行く漁師たち(アイルランド) (3/3ページ)
それだけでなく、地元で『Dingle Sea Safari(ディングル・シー・サファリ)』を運営しており、イルカ・ウォッチングやボート・トリップなどを観光客に提供している。
他の漁師仲間から、「ファンギーが商業用の漁船を追いかけている」という話を聞き、フラナリーさんは、人懐っこいファンギーはこの時期ひとりぼっちで寂しい思いをしているのではと思った。
そこで、ファンギーを励ますために船を出したところ、フラナリーさんの姿を見つけたファンギーは大喜びでジャンプした。
以降、フラナリーさんは1日2回もファンギーの相手をするために海へ出ているそうだ。
商業用の漁船に乗っている職員らは、みんな仕事で忙しいからファンギーにかまってやる暇がないんですよ。
ファンギーは人が好きで、地元の人たちにとても可愛がられています。今は、私がこうして会いに来ていますが、ロックダウンが終わればまた多くの人がファンギーに会いに来ることでしょう。
そうなっても、ファンギーが私のことを覚えていてくれるといいですけどね。
なお、ファンギーは海洋学にも貢献している。ガーフィッシュというギリシャ語で「針」を意味する口先鋭く細長い魚がディングル沖に生息しているが、ファンギーはその魚を食べた最初のイルカとして記録されているという。
written by Scarlet / edited by parumo