EXILE岩田剛典、藤田ニコル、黒柳徹子まで⁉ “愛の不時着ロス”が増殖中! (5/6ページ)

日刊大衆

だって、私たちは、パーティー会場でも、食事をしたのですから! 帰り、私の運転で、茉莉さんのお家までお送りしたら、降りぎわに「ちょっとだけ、お寄りにならない?2分だけ!」と私におしゃった。 当時、編集者の人も誰も森茉莉さんの家も部屋も見たことがなく、茉莉さんの生活ぶりはベールに包まれていた。 私は、あの素敵な小説を、お書きになる茉莉さんの暮らしに、とっても興味があったので、すぐさま「お邪魔させて頂きます」と答えた。 部屋に入り電気をつけると、ゴキブリが2~3匹ササーッて逃げた! 茉莉さんは、まだ玄関にいる私に向かって「徹子さん、コーラ、お飲みになる?」と、、、、、。 ドラマで、もし、あの部屋を再現するとしたら、どのくらいの新聞紙と、雑誌と紙屑が必要だろうか?と考えながら、 私は、部屋の中を見回しながら「コーラ頂きます」と答えた。 冷蔵庫は、小さい台所の茉莉さんの座ってる横長の椅子の後ろにあった。 冷蔵庫の扉は、椅子の背で塞がれていた。 茉莉さんは、凄い力で椅子を動かし、冷蔵庫の扉を開けた。 冷蔵庫の中には、何もなくコーラが1本だけが入っていた。 「栓抜き」と私が言うと、茉莉さんが「どっかにあるはず」とおっしゃって、私は流し台だの、テーブルの上の何も入っていない食器戸棚など、あらゆる所に頭を突っ込んで探した。 やっと見つけて「あった、あった」と私たちは大喜び。 「半分ずつ飲みましょうね」と茉莉さんがおっしゃったので、私は流し台にあったお湯呑茶碗を持って行き、茉莉さんは襖を開けて、なんかベッドの方から「あった、あった」とグラスを持ってきて、私たちは半分ずつにして乾杯をした。 あんな素敵な乾杯を、それ以後あまりした事が無いように思う。 「2分だけ!」が、お話ししながら、4時間経っていた。 あの時に、お部屋にお邪魔して、本当に良かったと思う。 小説やコラムでは知り得ない、茉莉さんの人間性や優しさが良く分かったからです。 その後、気の合う女友達っていう感じで、接していただきました。

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