「チン談マン談」特別対談「笑福亭鶴光×林家たい平」(1)無観客でも三平はつまらない (1/3ページ)
吉例の爆笑対談は、明るく元気な林家伝統のサービス精神を受け継ぎ、かつ古典落語の楽しさを現代に伝える林家たい平師匠に、笑福亭鶴光師匠が「たい平ワールド」の秘密や「無観客笑点」の裏エピソードなどに斬り込む。新型コロナに直撃されても、どっこい噺家は笑いを忘れませんで。
《新型コロナで落語会中止と掛けまして、男を喜ばせる女のテクニックと解く。そのココロは、こんなの初めて》鶴光
《プロ野球開幕などイベント延期と掛けまして、なかなか裸にならない女性と解く。そのココロは、やるのかやらないのか、はっきりして》たい平
鶴光 新型コロナで寄席は休演、落語会の仕事も全てなくなってしもうたね。
たい平 テレビのロケもなくなっちゃって。ラジオも、この前(4月2日)10年ぶりにテリー伊藤さんと「のってけラジオ」(ニッポン放送)を復活させたんですけど、飛沫対策でアクリル板を間に挟んでしゃべるから、まさに刑務所の面会状態(笑)。
鶴光 若手はテレワーク落語にユーチューブ落語や。
たい平 もともとユーチューブには多くの落語素材があるでしょ。だから、あえて無観客で撮るのは厳しいですね。お客さんの笑いがないと。
鶴光 ウチの(六代目笑福亭)松鶴師匠の十八番の「らくだ」も、資料映像として残すためにスタジオで撮ったんやけど、オモロくもなんともなかった。無観客では演じる側もそれを映像で見る側も乗らへん。
たい平 お客さんとのキャッチボールが大切ですね。