「無観客」「移動制限」が大波乱を呼ぶ“コロナ馬券”必勝5カ条《全文公開》 (2/4ページ)

Asagei Biz

松岡騎手の『育成場ではイチオシ』というコメントは私だけが聞いていた話じゃない。ですが今、トレセン内での取材は『スポーツ紙は各社2名まで』で、午後の取材もできません。初ブリンカーの効果については関係者への電話で情報を得たのですが、相手の顔が見えないとコメントの温度がつかみにくいところもありますからね。そのあたりは悩みどころです」(前出・牧野氏)

 こうした新型コロナの感染拡大防止対策は、4月18日から5月31日まで、馬や騎手にも設けられている。

 競走馬は現在、平地オープン競走と障害競走を除いて、美浦所属馬は京都、栗東所属馬は東京への出走ができない(新潟は東西ともに出走可能)。

 騎手は異なる競馬場の障害競走に騎乗する場合を除き、土、日で異なる競馬場へ移動(節内移動)しての騎乗が不可となっている。

 専門紙の栗東担当トラックマンが分析するには、「この『コロナルール』は予想にも影響しますね。GⅠに騎乗する騎手なら土、日とも東京、京都でも重賞が行われますから、主力騎手が東京と京都に分かれ、第3場の新潟は若手騎手への乗り替わりラッシュになると思います。例えば、3連単で14万馬券になった4月26日の福島11R『やまびこS』は、14頭中、唯一の継続騎乗だった5番人気の丸山元気(29)が勝ちましたし、その日の12レース中8レースで継続騎乗騎手が勝利しました。このように騎手の乗り替わりが馬券に影響しそうです」

 京都で単勝万馬券が乱れ飛んだのも「無観客開催やコロナルールの影響が明白だ」と前置きして、このトラックマンが4月25日のレースを振り返る。

「まず1Rで勝ったヴィネット(10番人気、110.4倍)ですが、前日の人気は約60倍でした。それが当日、武豊(51)の騎乗馬が1.9倍の支持を集めたため、オッズがかなり下がった。これは競馬専門の『グリーンチャンネル』(スカパー!やケーブル放送など)が現在は無料で見られるため、朝から馬券を買う人が増えて過剰人気になったせいでしょう」

 この日の京都の売り上げは前年比113.6%アップと好調で、6Rのスリーグランド(15番人気、111.8倍)にしても、上位4頭が4倍台という混戦ムードの中、前日60倍前後のオッズが大きく下がった。

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