日米で王者に君臨した女子ファイターは「時を待つ」(後編) (3/5ページ)
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プロレス
油断、じゃないですけど、隙(すき)ですね、きっと。私も、前回の試合は教訓になりました」
――再戦が実現したら、今度で4度目の対戦ですけど、どんな試合になると思いますか?
「ハムちゃんと再戦して、きっちり一本勝ちでリベンジしたい……。次はね……仕留めたいですね。ウフフフフ」
――一本取りたい?
「一本取りたいですね~! こないだの試合ではKOしたくて。今までしたことないから、打撃にこだわっちゃった部分もあって。けっこう1Rでパンチが当たってたんで、イケるかな、と思っちゃって(苦笑)。次は、もっと、ちゃんと勝ちにいきたいですね」
――きっちり絞め落とすとか、関節技を決める?
「そうですね! できたら最高ですよね、リベンジでしっかり決められれば!」
「医療関係者や頑張ってくれてる人たちに勇気をもらってる。コロナ終息後、強くなった姿を見せて私も勇気を与えたい」
――今、コロナで世界中が大変な状況ですが、日々、どんなことを感じていますか。
「この大変な中で、医療関係者の方とか、スーパーやコンビニで働いてくれてる方とか、頑張ってくれてる人たちがたくさんいるんで、その姿を見て、本当に勇気をもらっています。きっと、『ホントは休みたい』って気持ちもあるだろうと思います。リスクはありますもんね、人と触れ合ったりするから。それでも、踏みとどまって、頑張ってくれている。
今の私にできることって、そんなにないですけど、ともかく、できることだけでも続けて行って、コロナが終息したら、また強くなった姿を見せて、今度は私が人に勇気を与えられたらいいなと思います。今はこんな状況ですけど、弱くなった姿って見せたくないんで……やっぱり、できることをやっとかないとな、と思ってます」
――浜崎さんの試合を見て、力を貰う人はたくさんいると思うんですよ。
「う~ん……そうなってくれたらいいな、と思います」
――特に女性が見たら、「女の人でも、こんなに強くなれるんだ!」って感じると思うんですよ。
「次は、勝った姿を見せたいので。