「ええ加減にせぇーよ!」たむらけんじの“引退危機”を救った超大物とは? (1/2ページ)

Asagei Biz

たむらけんじ
たむらけんじ

 芸人・たむらけんじは、今や世間のバッシングを恐れない論客タレントとして脚光を浴びている。特に関西圏ではその傾向が顕著で、関西ローカルを中心に、テレビのレギュラー番組を9本持ち、そのうち4本がマジメな情報番組。ときには怒りに満ちた表情で強いコメントを言い放つ、芸人らしからぬ振る舞いも関西の人々にとっては、もはやおなじみの光景となっている。4月20日に、マスクを着用せずにジョギングする人を目撃し、「アホランナーええ加減にせぇーよ!マスクなしで走りたいんやったらお前の家の中走りまくっとけ!」と、Twitter上の暴言で怒りをぶちまけたのも、論客タレントとしての片鱗と言えるだろう。

 その変貌ぶりについて、在阪のテレビ関係者の多くが困惑していると話す。そのなかの一人であるテレビ制作者が語る。

「芸歴が30年近くあって実業家としても成功されているので、現場のディレクターやプロデューサーは、戦々恐々としていますね。ちょっとでも無理なお願いをしたり間違ったことを言ったりすれば、機嫌を損ねるんじゃないかと。だから、視聴者を刺激するような過激な発言を控えてほしいと思っても伝えられないという場面もあるんです。みんな、いつ大失言をするんだろうと、ハラハラしていますよ」

 関西では敵なしの“たむら無双”状態を食い止めようと、テレビ制作者の間では、とある人物の現場復帰が待望されているという。80年代から90年代にかけ、関西発のヒット番組を数多く手掛け、上岡龍太郎、島田紳助、笑福亭鶴瓶、桂ざこばといった大物タレントからも信頼が厚い、関西業界人では知らない者はいない大物放送作家のH氏だ。現在は、後進の育成に力を注ぎ、現場の一線から退いているこの人物こそ、たむらに忠告ができる唯一の人物と言われている。その理由について、前出のテレビ制作者が話す。

「たむらさんがブレイクするきっかけを作ったのがHさん。今から15年ほど前、焼肉店を経営していた奥さんの父親から店を継ぐように説得され、売れない日々が続いていたたむらさんは芸人を辞めて店の経営に専念しようと思っていたそうなんです。その時、Hさんが『別に辞めることはない。

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