「貴乃花との仲は?」テリー伊藤×花田虎上対談「連絡先も知らないんです」 (3/4ページ)
ビジネス界に進出して「Chanko Dining若」を始めた頃には、「こんなことで金儲けをして」とか揶揄されたこともあったりね。
花田 あの頃は大変でしたね。結局、ちゃんこ屋が29店舗、他の飲食店が36店舗まで増えたんですが、その分、借り入れも社員も増えますから、緊張で毎晩ほとんど寝られなくて。
テリー えっ、あれ、名義貸しじゃなくて、本当に経営していたんですか?
花田 はい。売り上げを上げるために、毎晩違う店にホストとして顔を出すんですが、ひどい時には一晩でシャンパンを16本飲みましたから。
テリー それはキツいね!
花田 ちゃんこ屋のオーナーですから、やっぱりそこはグラスじゃなくて、どんぶりで飲まないといけないんですよ(笑)。そうすると場も盛り上がりますし、「じゃあ俺らも」と他のお客さんも注文してくれて、売り上げがどんどん上がって行くわけです。
テリー なるほど〜、商才ありますね。
花田 でも最終的には、その会社も売っちゃいましたからね。実は、ちゃんこ屋のあとプロデュースを手がけた居酒屋が成功して、60店舗まで展開したんですけど、昨年の6月で全てやめました。
テリー えーっ、またそれはどうして。
花田 そもそもビジネスを大きく展開すること自体が僕には合わないですし、会社が大きくなれば、それに関わる人が多くなり、外からの圧力も強くなってきますからね。そうなると、うまくいく試しがありませんから、ここは潔く一切から手を引こうと。
テリー もったいないな。ビジネス方面にまったく未練はないの?
花田 いやあ、もう頭も古いと思いますしね。
テリー 何言ってるの、まだ49歳なのに。