日本に登場したのは明治時代。不思議な「こっくりさん現象」を妖怪博士が解き明かす (3/3ページ)

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当時の学校では、生徒が狐憑き状態(錯乱や失神)になる現象があり、こっくりさんが禁止されるほどの騒ぎになっています。

『玉山画譜』にある狐憑きの画(wikipediaより)

円了が伝える通り、こっくりさんはヒトの意識による作用だったのでしょうか。それとも本当に何かが憑依していたのか……。答えは謎のままですが、不可思議な現象に惹かれるのはいつの時代も変わらない風景ですね。

参考

超訳 井上円了 妖怪学入門: 付・『妖怪学講義』より「コックリさんの原因について」 ぼくらの昭和オカルト大百科: 70年代オカルトブーム再考 井上円了の哲学と妖怪学の目的

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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