あの伝説のキックボクサーが、落語家の弟子になっていた!?(後編) (4/5ページ)

日刊大衆

■予想を超える男

同じく夢枕獏紫綬褒章受章感謝祭「スック・ワン・バク」で噺を披露する彦いち師匠 同じく夢枕獏紫綬褒章受章感謝祭「スック・ワン・バク」で噺を披露する彦いち師匠

 コロナ禍の中、連絡をとりあった。実は格闘技同様、落語界も大打撃を受けている。さぞかし心配してくれているのか、こちらも野良犬道場が心配になっていた時だったので「どう?大丈夫?」と聞くと。

 道場が入っているビルがコロナとは関係なく老朽化に伴い立て直しだという。そしてビルのオーナーさんから立ち退き料金もしっかりもらえてニコニコしていた。

 さすが、予想を超えてくる男。落語の登場人物化している。

「まぁ、よ、よかったねぇ」と伝えると「それはそうとコロナ明けたらすぐお稽古お願いいたします」。落語熱はさめてないようだ。

「道場はどうするの?」

「三ノ輪のどっかでやりますんで」。さすらいの道場。道場も野良犬だった。
こういう人間を生んだ格闘技に敬意を表し「がんばれ格闘技!」だ。

(文=林家彦いち)

小林 聡 小林 聡

小林 聡(こばやし さとし)

1972年3月16日、長野県長野市出身。91年、全日本キックボクシング連盟・後楽園ホール大会で公式プロデビュー。以降、2007年まで様々な団体を渡り歩きながら、国内外の多くのベルトを腰に巻く。通算戦績は69戦46勝(34KO)21敗2分。引退後は、後進の指導や格闘技イベントを立ち上げる一方で、映画に出演するなど、活動の幅を広げている。

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