コロナ経済危機に備えよ 使える制度は使い倒す生活防衛のすすめ (3/3ページ)

新刊JP

給付の条件は、2020年1月〜12月のいずれかのひと月(自由に選べます)に、売り上げが直前の事業年度の同月に比べて50%以上減少していること。

給付額=前年の総売り上げ(事業収入)−(前年同月比50%の売り上げ×12か月)です。

この支援以外にも、企業、個人事業主向けに、ほかにもたくさんの支援策や、さまざまな対策が載っています。中小企業経営者向けの内容になっている第1章では、
・金融機関もほとんど知らない裏ワザは?
・業種別(飲食業、製造業、卸売業、小売業など)に受けられる支援は?
・資金繰り対策、申請方法、申請書類など
・融資を受けられるまでの間、どうやってしのげばいい?
・金融機関とどう交渉すればいい?
・債権回収会社には、どう対応すればいい?
・従業員をクビにしないで守る方法は?
・家賃、ローン、納税の猶予方法は?
などの対策が書かれています。

■住宅ローンの支払いが苦しくなったら?

従業員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイト、学生向けの内容が書かれている第3章には、休業手当のもらい方、派遣切りにあったときの相談先、解雇や雇い止めされたときにどうすればよいか、など様々な対応方法もまとまっています。

たとえば、
・会社が休業手当を払ってくれないときの対応とは?
・不当な解雇などの対応方法は?
・解雇や雇い止めになってしまったときの対応は?
・自宅の住宅ローンの支払い猶予について、金融機関との交渉の仕方は?
・住宅ローンを支払えなくなったときは、どうすればいい? 自宅を守る方法は?
・全国民に支払われる10万円を借金取りに取られない方法とは?
・生活費が足りなくなりそう…。どうすればいい?
・学費が払えない時の対応は?
・パートでも有給休暇があります!

など。社会的立場が弱い人こそ、公的な支援について知識を持って、活用していくべき。自身の生活を維持していくために、使えるものはなんでも使いましょう。

コロナ禍で生活や仕事が立ち行かなくなっているあらゆる人にとって、本書の内容は大きな救いとなり、武器となるはずです。

(新刊JP編集部)

・『コロナのお金110番 会社と個人のお金、こうやって守れ!』公式サイトhttp://www.okane110.net

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