10秒反るだけ! 革命的なカンタン「腹筋ガイド」 (1/2ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 外出自粛でポッコリせり出した腹をさすりながら、「よォし、腹筋運動でもやってみっかァ」――こんなご仁も少なくないだろう。しかし、このほど『「そる」だけでやせる 腹筋革命』(飛鳥新社)という著書を出版した、理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人氏によると、「仰向けに寝て上体を起こす、いわゆる“腹筋”運動では、お腹はへこまない」とバッサリ斬り捨てる。

「仰向け姿勢から上体を起こす腹筋運動は、腹直筋が鍛えられるんですが、筋肉がパンプアップ(肥大)するだけで、お腹をへこませたいという方には不向きなんです」(中村氏=以下同)

 しかも、起き上がり腹筋運動は血圧を上げ、心血管に負担が大きいという。また、腰や背骨を痛めるリスクがあるうえに正直キツい。

「つまり、一般的な腹筋運動は、危険と苦労が多く、しかもお腹がへこむこともない無駄なトレーニングといえます」

 では、どうすればいいのか? それが中村氏が提唱する“反る腹筋エクササイズ”だ。簡単に言えば、上体を後ろに反らせて2呼吸するだけ。この10秒のエクササイズ3セットを一日に何回か繰り返せば、腹がへこんで体重も減り、猫背なども解消できるというのだ。

 実際、中村氏の勧めで反る腹筋を3か月続けたAさん(40・会社員)は、体重が4.1キロ、腹囲も3センチ減となり、姿勢がしゃんとなったために、若返って見えるようになったという。

「反る腹筋運動は、起き上がる腹筋運動より多くの筋肉を使ううえ、前屈みの姿勢が矯正されます。正しい姿勢で生活するだけでも、代謝が上がり、自然に体重や腹囲も減っていく効果があるんです」

■やり方のポイント

 やり方にはいくつかポイントが(文末の図を参照)。まず、ステップ1。立ったときの足幅は腰の広さにして、足の指を床につかないように反らせる。反るときには、足の指が床につかないようにする。「このエクササイズは、体重をしっかりかかとにかけることで、ふだん使っていないお腹や腰、背中の筋肉が活性化されるからです」

 ステップ2の、両手を後頭部で組むときには、腕を組むときに脇から腹への筋肉を十分に伸ばす。これが第2のポイント。

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