なぜ江戸には2種類の時刻があったのか?江戸時代の時刻を知れば江戸がもっと楽しくなる【その3】 (4/5ページ)

Japaaan

江戸時代の時刻の図

江戸時代の時刻の図

1日が始まる午前0時は十二時辰でいう“子の正刻”となり、それを“真夜九つ”と言います。

何故、最初の時刻が“九つ”から始まるのかというと、中国の陰陽の思想に関連しています。中国では奇数を“陽数”とし、奇数の中で一番大きな“9”は一番縁起の良い数字とされてきました。そのため一日の初めの時刻に“9”という数字を当てはめたのです。

そして“9”から始まり時が経つにつれ、“8,7,6,5、4”まで字面の上では、数字としては少なくなっていきます。

しかしこれは減っているのではなく増えているのです。つまり「真夜九つ」が終わり、次は2番目の時間帯だから、“9×2=18”という考え方によるものです。

しかし18回も鐘を撞くことで、人々に正確に時刻を知らせるのは無理があるということから、下の桁数の“8”を時刻として、“真夜九つ”の次は“夜八つ”とし、下の桁の“8”を時刻の数え方として採用したのです。

そのように下の桁数の“8,7,6,5,4”という数字を、1日の始まる「子の刻」を「真夜九つ」とし、それに続いて「夜八つ」「暁七つ」「明け六つ」「朝五つ」「昼四つ」としたのです。

では「昼四つ」から数がまた「真昼九つ」と飛ぶのは何故でしょうか。

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