「セの投手は打撃を磨け」里崎智也が語る「パ高セ低」の打開策 (1/4ページ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開幕の延期が決定してから約3カ月。ついにプロ野球シーズンがやってくる。
さんざん「おあずけ」を食わされた野球ファンとしては、6月19日に決まった開幕までの残り1週間で、今シーズンを誰よりも楽しむための「予習」をしておきたいところ。
現役時代に千葉ロッテマリーンズで活躍し、第1回WBCでは正捕手として世界一を経験した里崎智也氏による『プロ野球 里崎白書 Satozaki Channel Archive』(扶桑社刊)は、そのためにもってこいの一冊だ。
この本は里崎氏のYouTubeチャンネル「里崎チャンネル」の内容に追記を加えて書籍化したもの。「セ・リーグがパ・リーグに勝てなくなった本当の理由」から「契約交渉のウラ技」まで、ファンでも知らないプロ野球の真実が、歯に衣を着せぬ「里崎節」全開で明らかにされている。
今回はそんな里崎氏にインタビュー。プロ野球にまつわる様々な疑問をぶつけてみた。
■里崎智也が語る「パ高セ低」の打開策――『プロ野球 里崎白書 Satozaki Channel Archive』では、普段から野球を見ていて疑問に思っていたことがわかりやすく解説されていてありがたかったです。個人的にはセ・リーグとパ・リーグでなぜこれほど実力差がついてしまったのか不思議だったのですが、里崎さんは複数の理由があるとされていましたね。
里崎:本の方では「ドラフトにおけるクジ運の強さ」「DH制の有無」「打席に立つことを前提としているセ・リーグの投手陣が、きちんと打撃練習をしていない」という3つ理由を挙げていますが、もう一つ言うなら、巨人が昔に比べて弱くなったというのもあります。
昔、巨人が強かった時代は、他球団もそれに負けまいとしますから、その結果としてセ・リーグ全体のレベルが引き上げられていたところがあります。今はそれがソフトバンクですよね。ソフトバンクに何とか勝ってやろうということで、パ・リーグ全体のレベルが上がったのではないでしょうか。