“ムエタイ・キラー”は格闘技ジムの「あるべき姿」と向き合っている(後編) (2/6ページ)
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だからなるべく気をつけたいけど、いまのところ医療崩壊はしていない。仮に感染者が出たとしても、十分な治療を受けられる可能性は高くなってきたと思います」
■コロナ禍でも自宅トレに励んだぱんちゃん
左から、鈴木秀明、大﨑草志、老沼隆斗、松﨑公則、中田ユウジ、ぱんちゃん璃奈。
STRUGGLE所属のプロは個性派揃い。かつてうつ病を発症しながらキックをやることで病を克服。キックやムエタイでいくつもタイトルを獲得した松崎公則、現在21歳ながらREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者として2度の王座防衛に成功している老沼隆斗、キュートなルックスで人気上昇中のぱんちゃん璃奈。4月8日から緊急事態宣言が明けた5月下旬まで、ほとんど自宅に籠もっていたというぱんちゃんは、以前ほどではないとはいえ解放感に浸っている。
「週2回、ジムに来る以外は自宅にいました。体力が落ちないように、筋トレと短距離ダッシュだけはしていました。息上げをちゃんとしておけば、体力は落ちないと思ったので」
自宅トレの成果は肌で感じている。「緊急事態宣言が開け、ジムでミットを再開したらパワーが上がっていると思いました」
コロナ禍の中、ぱんちゃんの心は揺れ動いた。当初元J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI(TEAM FOREST)との間で4月24日初めてのタイトルマッチ(REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦)を行う予定だった。
しかし、コロナの影響で大会は5月10日に延期されたが、状況は悪化の一途を辿っていたためスライドされた大会も中止になってしまった。ぱんちゃんは肩を落した。
「すごく気合いが入っていて、相手を倒すことだけを考えていました。