「マスク着用の客をどう思う?」性産業キャストに“夜のホンネ”を聞いてみた (1/2ページ)

Asagei Biz

※画像はイメージです
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 いよいよ6月19日、東京都は「営業自粛要請」を全面解除するようだ。

「段階的に営業自粛を解除していったなかで、最後に残ったのがキャバレーなど接待を伴う飲食店やライブハウス、ダンスや音楽を楽しむナイトクラブの3業種でした。いわば『夜の街』を象徴するような場所ですね」(夕刊紙記者)

 全面解除となれば、再び「夜の街」にも活気が戻ると思いきや、ここにきて暗雲が立ち込めている。

「東京都では、14日に47人の新たな感染が発覚。そのうち18人は新宿区で同じホストクラブに働く従業員でした。さらに翌15日は、新規感染者の48人中23人は『夜の街』の関係者であることが判明。こうした報道もあって、世間はまだ『夜の街』に対して警戒心を抱いており、いまだ厳しい見方をしていますね」(前出・夕刊紙記者)

 男たちの盛り場である艶系クラブや性産業も同様で、コロナ感染が怖くて、思い切り“発散”させたいと思っていても、抵抗があるという人は多いのではないだろうか。だが、その一方でいま急増しているのが「マスク客」だ。

 東京都内の店舗型の泡系産業に勤めるAさん(29歳)はこう言う。

「ついに私のところにも来ましたよ。中高年のお客さんで『マスクはつけたままで、キスもしなくていい。口淫奉仕もゴム装着のうえでお願いしたい』って(笑) 同業の女の子たちの間で、マスク着用のお客さんが最近増えているとは聞いていたけど、まさか本当に来るとは……」

 むろん、Aさんにすれば、こうしたガードの固い客は敬遠するどころかむしろ上客だというのだ。

「キスもしなくていいし、口でのご奉仕もゴム付き。正直、こういった接客スタイルが今後もスタンダードになれば、かなり楽ですよ。ただ、プレイ中にちょっと心配にもなります。お遊びの流れでは、一緒にお風呂に入ったりするので、ただでさえ蒸し暑い。マスクをしたまま、顔を真っ赤にしているお客さんを見ていると、熱中症で倒れてしまうんじゃないかって心配しちゃう」

 くだんのマスク客は「コロナは怖いんだけど、アッチが我慢できないみたいでね〜」とヘラヘラと笑っていたそうだが、ソープで熱中症&救急搬送というのも、洒落にならない。夜の情報誌のライターはこう言う。

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