「100歳まで元気な人」「早死にする人」生活習慣徹底比較 (2/3ページ)

日刊大衆

これはテレビをずっと見ていることで、体が動かないことが原因です」(同)

 管理栄養士の安中千絵氏は、長生きで健康的な食事法について、こう説明する。

「食事をとる時間によって栄養の吸収率が変わるんですね。たとえば朝食で、ご飯やトーストを多く食べすぎると、昼食でも血糖値が上がりやすいんです」

 朝はパンやご飯より、卵や大豆などのタンパク質豊富な食材を多めに食べる。また、寝る前の食事は血糖値が上がりやすいので、夕食は就寝3時間前に終える。これが長寿につながる食習慣と考えられる。

■貧乏な人ほど寿命が短い

 長寿者の聞き取り調査では“お茶をよく飲む”や“季節の野菜や果物をよく食べる”人が多い。

「緑茶にはカテキンなどの抗酸化物質(抗老化物質)が多く、ニンジンや小松菜などの緑黄色野菜にもベータカロテンなどの抗酸化物質が多く含まれています。こうした食物を日常的に食べる習慣がある人は老化が抑制され、寿命も長くなるでしょうね」(前同)

 逆に、早死にまっしぐらなのはラーメンや丼物、カレーなどを単品で食べる人。「こうした料理は栄養のバランスが悪く、糖質も多いんですね。栄養バランスがいい定食にしたり、せめて小鉢を一品つけるなどしたほうがいいでしょう」(同)

 寿命は金で買えないとはいえ、栄養バランスのいい食事をとったり、体の不調を病院で診てもらったりする経済的余裕は必要だ。また、貧乏な人ほど寿命が短いという調査結果まであるという。

 そこで、フィナンシャルプランナーの飯田道子氏に、50代から身につけたい節約術を聞いた。

「まず習慣化していただきたいのが毎月1回は必ず銀行通帳の記帳をすることです。

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