「愚痴ばかり言う人」撃退法 (5/6ページ)
私自身がマウンティングに興味が無いので、親しい友人は皆マウンティングとは無縁のサラッとサラサーティ系女子である。そのため、マウンティングは遠い星の戦争ぐらいに思っていた。
10年ほど前、広告会社時代の元同僚の結婚パーティーに出席した時のこと。
同じテーブルに初対面の若い女子がいたのだが、彼女は覚醒する前の田中みな実のような印象だった。
「これがキラキラ女子というものか」と旧みな実を観察していたら、「結婚してるんですか~?」と聞かれたので「へい」と答えた。
すると「いいな~! 私もカレシ(※語尾が上がる)はいるんだけど、忙しくて会えないんですよ~」と言われたので、愚痴かと思ってほうほう聞いていたら「カレシはD社に勤めてて~K大のアメフト出身なんですけど~」とハイスペ自慢が始まった。
「これがマウンティングというものか……!!」とヘレンケラー顔になりつつ「それってマウンティング?」とつい聞いてしまった私。
すると彼女は一瞬固まった後に「ひど~い、え~~ん」と両手で顔を覆ったので「それって泣きまねだよね? そういうキャラ設定なの?」と聞いたら、すっと立ち上がってどこかへ行ってしまった。
嫌われてもいい相手には「それってマウンティング?」と無邪気に聞くのもアリである。
または進撃の巨人のハンジさんが中二病のエレンに「何で誰もいないのに独りでしゃべってたの?」とズケズケ聞く場面をお手本にして、「何で聞いてもないのに彼氏の勤め先とか学歴とか言うの? 何で何で?」と質問してもいいだろう。
サラサーティ星に住む私はマウンティング女子に遭遇して「宇宙って広いなあ」と実感した。
その数年後、コラムに「女友達の夫の勤め先や学歴を知らない」「興味もないし話題にも上らない」と書いたら、ツイッターでキラキラ垢っぽい女子から「みんな絶対裏で陰口言ってるww」とリプをもらって、すげえ遠くから投げてくるな! と感心した。
■「愚痴を言える場所」はとても大事
気の合わなそうな人々には、なるべく近付かないのが吉である。