FXだけバカになる 投資初心者がFXで撃沈する理由 (2/4ページ)

新刊JP

チャンスがなければそのままにしておく、ということができます。

投資信託や外貨預金だとそれはできなくて、投資したら投資し続けていないといけません。FXはそれとは対照的で、勝てそうな時だけ投資するということができるんです。だから、安定して利益を出せるようになれば、金利が高い預金口座という感じになります。

――本書ではF Xの基礎知識からチャート分析の手法、ポジションのとり方まで詳しく解説されています。「初心者からプロまで」とタイトルにありますが、どんな風にこの本を使って欲しいとお考えですか?

鹿子木:FXの初心者に対しては、これから始めるうえでの羅針盤にしていただけたらいいなと思っています。この本一冊読めばプロになれるとは言いませんが、これだけ情報が溢れている世の中ですから、情報を得られないために失敗する人よりも、まちがった情報を信じて変な方向に向かってしまう人の方が多いので、この本を使って確かめながら進んでいただきたいです。

プロの方やプロ級の方、トレード歴が長い方に対しては、自分自身のトレードをよりシンプルにして、余計なものをそぎ落として、極力負ける要素を排除するために役立つのではないかと思っています。

――「チャート分析でしか稼げない」とされていました。チャート分析以外のやり方にはどんなものがあるのでしょうか。

鹿子木:ファンダメンタル分析が代表的です。これは国の経済基盤だとか財政とか、産業構造、GDP成長率などの指標から通貨の値動きを予想していくというやり方なのですが、通貨取引は「その国の経済が好調なら通貨が買われる」というようなロジックでは動いていないんですよ。経済が好調でも通貨は売られるということは普通にあるので。

――それならば、これまでの値動きをグラフ化したチャートを分析する方が適している、と。

鹿子木:そうですね。チャートを見る方が自分でコントロールできる部分が増えると思います。

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