FXだけバカになる 投資初心者がFXで撃沈する理由 (4/4ページ)
実際、FXで利益を出すための準備ってひたすら地道で、まったく楽しくないですよ。毎日同じ時間にチャートをチェックして、判断して、欲を出さないようにコントロールしてっていう繰り返しです。
――セルフコントロールについて心がけていることはありますか?
鹿子木:人は弱いものだということを忘れないこと。それと自分を信じないことです。いつ何が起きるかわからないのが人間です。今は理性で欲をうまくコントロールできていても、目の前に一億円積まれたらどうなるかわからないでしょう?
だから、欲を刺激しないような仕組みを作るのが大事だと思っています。レバレッジを低くしてトレードするのはその仕組みの一つですし、チャートを見るのは1日1回30分にするとか、スマホではチャートを見ないというのもそうです。
――最後になりますが、これからF Xを始める人、すでに始めているもののうまくいっていない人にメッセージをお願いいたします。
鹿子木:これから始める方に対しては、1年間学ぶ時間を持って、準備をすること。そして、遊びや趣味やギャンブルではなく、お金を増やすための「仕事」を一つ増やすつもりでFXに取り組んでいただきたいです。
すでに始めているけどうまくいっていない方の場合、うまくいっていないのは技術や知識が足りないというよりも、「スイッチ」がどこかズレているからだと思います。そのスイッチを見直すことができれば、状況は好転するはずなので、がむしゃらにトレードしたり、色々な手法を試すのではなく、自分のどこに問題があるのかをシンプルに考えていただきたいです。
世の中の真理はシンプルなものです。あれもこれもとあちこちに手を出せばいいわけではなくて、引き算で余計なものをそぎ落としていくことの方が必要で、最後に残ったものを大事にしてほしい。これは投資の世界でも同じだと思います。そのために今回の本が役立てばいいなと思っています。
(新刊JP編集部)