「毒舌女王」金与正の“超極秘”素顔「ソウル滞在中の排泄は携帯トイレで…」 (1/3ページ)

Asagei Biz

金与正
金与正

 しばらく不気味な沈黙を守っていた北朝鮮が再び動き出した。その最前線で指揮をするのは、「ほほえみ外交」で一躍脚光を浴びた金正恩委員長の妹・与正氏だ。かつての「クールビューティ」は鳴りを潜め、韓国との連絡事務所を爆破し「南朝鮮はズボンの股を放すことができない」と言い放つ始末。豹変した「毒舌女王」の知られざる極秘正体に迫った。

「鉄面皮な口車を聞くと吐き気をもよおす」

 と韓国の文在寅大統領に向け、嫌悪感を吐露したのは、北朝鮮の金与正氏だ。金正恩委員長(36)の妹として、18年にはトランプ大統領との米朝会談に同行。また、同年に開催された韓国の冬の平昌オリンピックでは、北朝鮮の特使として「ほほえみ外交」を展開した。いわば朝鮮半島の融和の最前線を担う人物として、韓国でもその存在がクローズアップされてきたのだ。

 ところが、ここにきて態度を一変。韓国に対して強硬な姿勢をアピールするほか、労働党中央委員会の第一副部長に任命され、事実上の「北朝鮮ナンバー2」の地位にまで上り詰めたとされる。

 しかも怒りの導火線は、南北境界線近くで脱北者団体がまいた風船ビラが与正氏の逆鱗に触れたようなのだ。外信部記者によれば、

「5月31日に韓国在住の脱北者グループが北朝鮮に向けてばらまいた金正恩体制を批判するビラに対して猛烈に反応。6月4日には党の機関紙である労働新聞に『みずから災いを請うな』と題した抗議声明を発表しました。実行者の脱北者たちに対して『人間の価値もないゴミども』『獣にも劣る人間醜物』と激しく罵ったのです。韓国メディアから『ほほえみの使者』と名付けられた温和なイメージは昔の話。今や『毒舌の女王』として、日を追って言動がエスカレートしています」

 しかも相手を汚く罵るプロパガンダのみならず、6月14日には、

「遠からず役に立たない北南共同連絡事務所が跡形もなく崩れる悲惨な光景を見ることになる」と物騒な予告。2日後の16日に、同施設の爆破が決行されたのだ。

 約16億円をかけて築いた「南北和解の象徴」の崩壊について、東京新聞編集委員の五味洋治氏が解説する。

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