王貞治と柳田悠岐も! プロ野球「師弟の絆」列伝 (4/5ページ)

日刊大衆

まさに『野村の教え』を忠実に守っての勝利でした」(前同)

 ノムさんは野球人生の中で多くの名選手を育てたが、一番の教え子は、ヤクルト時代の古田敦也だろう。「ノムさんは常に古田を自分の前に座らせ、相手バッテリーの配球、作戦に至るまで事細かに説明し、叩き込みました。時には、おまえならどうすると質問してきたと言います。古田は後に、“正直しんどいこともありましたが、勉強になりました”と述懐。球史に残る名捕手の遺伝子は、こうして受け継がれたんです」(ベテラン記者)

■長嶋茂雄監督と松井秀喜も

 球界を代表する師弟関係といえば、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督と松井秀喜。「92年のドラフトで、松井を引き当てたミスターは、『松井秀喜4番1000日計画』をぶち上げました。93年のキャンプ初日、フリーバッティングでポンポンとスタンドに入れる新人離れしたパワーに誰もが驚きましたが、ミスターは、松井の欠点を即座に見抜いたんです」(スポーツ紙記者)

 松井はそのパワーに反して、足首、ヒザ、股関節といった体全体の関節が硬かったという。「ミスターの指示で、松井に柔軟性を持たせる特訓をしたのが当時、打撃コーチだった中畑清でした。中腰で膝、足首全部を使ってローリングしながらリズミカルに素振りすることで、柔軟性を培う練習ですが、松井は毎日、ぶっ倒れるまで続けました。すると目に見えて体が柔らかくなってきたんです」(前同)

 同時に、長嶋監督とのマンツーマンの“素振り”の特訓が始まる。

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