天才ヨウム、記憶テストで名門大学の学生を上回る成績を出す(米研究) (4/5ページ)

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 視覚記憶の操作という能力を共有する生物の範囲や、その起源を解明するにはさらなる研究が必要であるとのことだ。

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image by:Harvard University

・天才ヨウム、グリフィン

 ちなみにグリフィンくんがこうした実験の主役として選ばれたのは、脳の機能が人間に似ていながら、進化という点では人間と遠く離れている動物が必要だったからだそうだ。

 お腹を空かせたヒナや危険な捕食者を追跡する必要があったために、ヨウムには操作能力が備わっている可能性が高い。くわえてグリフィンくんは素晴らしい知能の持ち主であることをすでに証明しているし、カシューナッツをご褒美として認識してもいる。

 先生に「いい成績を取るには何をすればいいですか?」と質問して、実際にそれを実行する――そんな優等生のような存在なのだそうだ。
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