女性が管理職になるとメリットだらけ? その理由とは (2/4ページ)

新刊JP

実際、プレイングマネジャーで自分の業務を持ちつつ管理業務もしているという人がほとんどだと思いますが、そこを是正しないと「自分もできそう」という人はなかなか増えないと思います。一人で抱え込まずに適切に仕事を割り振るマネジメント力を見せてほしいですよね。

――おっしゃった3つは環境要因的な部分が大きいと思います。つまり、女性が管理職として活躍できる土台が整っていない。一方で本書では女性個人の要因についても指摘されています。

東谷:それもありますね。研修をしていて、能力はあるのに自分に自信が持てないという方が多いように感じるんです。背中を強く押されればやるけれど、軽く押しただけでは踏み出さない。また、「リーダーは声高に主張できないといけない」という思い込みがあって、それができない。

女性管理職が増えている企業は、女性の背中を押すということをすごく丁寧にやっていらっしゃいますね。「あなただったら大丈夫。まずはこれだけやってみましょう」とサポートしながら、管理職を育成していくのが上手なんです。そこは女性管理職の少ない企業が学ぶべきところだと思いますね。

――女性管理職の前例が少ないと、自分がどういう風になれるのか分からずに不安になりますよね。

東谷:ただ、男性の姿を見て学ぶ方もいます。男女問わず他者から学べることは多いですから、個々人が意識的に視野を広げることは重要です。

――東谷さんは本書の中で女性に管理職になることを勧めています。そのメリットはどこにあるのでしょうか。

東谷:まずは時間の使い方が自由にできるようになるということです。今でさえいっぱいいっぱいなのに、これ以上時間取れないという人こそ、管理職になるべきでしょう。管理職になると、業務改善施策の提案だけでなく実行もしやすくなるので、自分にとって働きやすい環境をつくれるようになります。

2つ目は、管理職になると仕事が断然面白くなります。自分で考えて動く醍醐味が管理職にはありますし、社内や取引先の重要な話も耳に入ってきます。

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