大森南朋『わたナギ』“おじキュン”がドラマ界を席巻するワケ (1/3ページ)
7月に入り、延期になっていた春ドラマも含め、続々と新作が放送開始となっている。そこで興味深いのが「オジサン俳優」の立ち位置だ。
まず、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)。6月30日まで放送されていた『逃げるは恥だが役に立つムズキュン!特別編』(TBS系)に比べ、物足りなく感じるかなと勝手に心配していたが、そんなものは杞憂に終わった。いやはや、楽しいしジーンと来る!
なにがよかったって、大森南朋(48)のかわいさである。ちょっと不気味だけどかわいい! エプロン姿も似合うし、正座をして洗濯物をたたむ姿なんてキュンキュンする! 大森の真顔はアウトロー役を演じているときはゾッとするほど怖いが、『コウノドリ』(TBS系)の今橋先生のように、穏やかな役をすると、静かな湖のような癒し感を発揮するのだ。