「惨めさを感じている人たちに本を届けたい」 『夢をかなえるゾウ4』水野敬也が伝えたいこと (5/5ページ)

新刊JP

もちろん、そういうシリーズがあって嬉しいんですけど、もっと自分はできるんだという思いもあるので。

――『夢をかなえるゾウ』には運命めいたものがありそうです。

水野:あると思います。今年、初めてインドに行ったときに、ガネーシャについて現地で調べたんですが、手にアイスクリームみたいなものを持っていて、それって実は甘味なんです。だから、ガネーシャがあんみつ好きという設定は全然間違いではなくて。最初はノリで書いていたけれど、続ければ続けるほどしっくり来るんです。運命というか、不思議な縁を感じます。

――『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』ですが、どんな方に読んでほしいですか?

水野:まずは「夢をかなえたい」と思っている人に読んでほしいですね。こういう考え方もあるのか、と思っていただければ。そして、逆に夢を持っていない人にも読んでほしいです。

また、これまでの『夢をかなえるゾウ』シリーズをずっと読んできた人はもちろん、自己啓発書が苦手、好きじゃないという人にもぜひ。多分、今まで抱いてきたイメージがガラっと変わると思います。4巻からいきなり読んでも大丈夫です。

――では、次に書きたいテーマはなんですか?

水野:『夢をかなえるゾウ』の続編でできそうなテーマが、「そもそも夢を持っていない」という状況です。「どうやったら夢を持てるの?」「そもそも夢って必要?」という根本を問い直すテーマを、『夢をかなえるゾウ』シリーズでやらないといけないなと。ただ、すぐにできるかは分かりませんが(笑)。

――楽しみに待っています。

水野:僕も待つ側の人です。思い描いた通りにならないのが、このシリーズなので(笑)。

(了)

■水野敬也さんプロフィール
愛知県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズ、『人生はニャンとかなる!』シリーズほか、『運命の恋をかなえるスタンダール』『顔ニモマケズ』『サラリーマン大喜利』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『雨の日も、晴れ男』『四つ話のクローバー』『ウケる技術』など。また、鉄拳との共著『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

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